甲状腺機能減退症の原因や予防対策は?治し方は?

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なんだかずっしり身体が重く疲れが取れない。寝ても寝ても眠い。肌トラブルが絶えない。喉がいつもイガイガして腫れているような気がする。髪の毛が細く切れるようになってきた。朝起きるのが本当に辛い。

そういえば昔甲状腺検査に引っ掛かったことがあるなぁ…お母さん(親戚)の人も甲状腺がどうとか言っていたのを聞いたなぁ。

それは甲状腺のトラブルかも知れません。

ここでは女性に多い甲状腺機能減退症(甲状腺機能低下症ともいいます)について紹介していきます。

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甲状腺機能減退症の原因は?

だるい

まず『甲状腺機能減退症』とは、のどにある甲状腺というホルモン分泌機関の機能が減退することです。

甲状腺は主に身体の新陳代謝に必要なホルモンの分泌をします。つまり、身体の入れ替わりを促すホルモンを出すところで、のどにあります。

この分泌が悪くなることによって、身体の入れ替わり、つまり身体を治す機能が低下しますので、いつまでも疲れが取れなかったり、肌や髪の新陳代謝が悪くなったりします。

それで慢性疲労倦怠感に繋がったり、身体が休息を欲して眠くなったりします。

それでは以下に甲状腺機能減退症の原因を見ていきましょう。

原発性甲状腺機能低下症(慢性甲状腺炎<ハシモト病>による甲状腺機能低下症)

いわゆる『ハシモト病』が原因で甲状腺機能減退症を発祥します。

橋本医師が見付けた慢性甲状腺炎を通称『ハシモト病(橋本病・はしもと病)』と呼びます。

自己免疫疾患の一つで、自分の身体がである甲状腺をある抗体(白血球)がチクチク攻撃することにより、慢性的に甲状腺の働きが弱くなります。

自己免疫疾患とはアレルギー反応の一つです。

通常『免疫機能』とは、身体に侵入したウィルスや細菌を退治する為の機能ですが、免疫異常になると自分の身体を傷付けてしまいます。

自己免疫疾患について

アトピー性皮膚炎や花粉症、金属アレルギーや食物アレルギー、日光アレルギーやリウマチなどが代表的な自己免疫疾患となります。

例えば、『日光』にアレルギー反応を示す人がいます。日光は体内でビタミンDを作り、骨を強くする人体にとって大切なものです。

しかし、『日光アレルギー』を持つ人は、日光を「身体にとって悪いものだ!」と過敏反応を起こします。

それにより、過剰に反応した白血球が炎症を引き起こす訳です。

『ハシモト病』は身体の一部である『甲状腺』を「悪いものだ」と勘違いした免疫機能(白血球)がそれ専用の抗体(攻撃要員)を作り、チクチクと甲状腺を攻撃することにより、慢性的に甲状腺が炎症を起こした状態だと言えます。

すると『甲状腺』は疲れてしまいます。疲れた『甲状腺』はホルモンを生成、分泌する量が低下します。それが『甲状腺機能減退症』に繋がります。

先天性甲状腺機能低下症(クレチン症)

先天性とは『生まれつき』のことです。生まれつき甲状腺が弱い子がいます。それが原因で甲状腺ホルモンの分泌が悪い状態になります。『クレチン症』ともいいます。

無甲状腺

別名『異所性甲状腺腫』といい、本来あるべき正常な位置に甲状腺がなく、近くに甲状腺の働きを促す組織が認められる人が極稀にいます。

こちらも生まれつきのものです。きちんと成長していれば大丈夫です。これがある方は幼い頃から症状が出ています。

産後一過性甲状腺機能低下症

赤ちゃんを作るということは、女性にとって人生の一大事業です。命を作る訳ですから、身体のあらゆる機能を分け与えます。

たくさん命の元を分け与える訳ですから新陳代謝が追い付かなくなる時があります。

昔は稀に命を落とすこともあった『出産』。そこまでいかなくても、たくさんの力を使い、我が子を育むのです。

一過性のものですが、疲労倦怠感と共に新生児の育児も関わるので母体に慢性的な疲労蓄積されていきます。

母子共に大事にする、上記のことを知るということが大切なことです。

破壊性甲状腺炎の回復期

『破壊性甲状腺炎』とはウィルスや細菌、外傷などによって、甲状腺に過度な炎症反応が起こることにより、甲状腺にあったホルモンが漏れ出してしまい『甲状腺中毒症』を発症してしまう病気です。

その後、身体のバランスを整える為に、一過性の機能低下の時期があり、この時に『甲状腺機能減退症』の症状が現れます。

海草(ヨウ素)の取りすぎによる甲状腺機能低下症

海草(特に昆布)に含まれるヨウ素(ヨード)を過剰に摂りすぎると起こる場合があります。

各種『ホルモン』というものは一生のうちにティースプーン2杯分程しか分泌されない非常に繊細なもので、多少のバランスの乱れにも敏感に反応します。

例えば普通に毎朝の味噌汁などで食べているのは大丈夫ですが、その他に三食山盛りの海草サラダを食べる。イソジンに代表されるヨードを含むうがい薬の過剰使用などが過剰摂取となります。

しかし甲状腺機能障害がある方は、普段の食事でも医師からヨードの制限を申し渡される場合もありますので摂取には注意が必要です。

この場合はヨードの摂取を控えるだけで改善します。

術後甲状腺機能低下症

外傷や甲状腺機能の不調により甲状腺を切り取る手術がなされるとこの症状が出ます。

薬を服用して安定させていきます。

アイソトープ治療(放射性ヨード治療)後甲状腺機能低下症

バセドウ氏病(甲状腺機能更進症)に放射性ヨウ素治療を行った場合や甲状腺全摘術、首の癌手術を行った場合に甲状腺機能低下症が出る場合があります。

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甲状腺機能減退症の予防対策は?

一過性のヨウ素(ヨード)過剰摂取の場合にはヨウ素の摂取を控えれば治りますが、そのほとんどが遺伝性の体質によるものである為、予防が難しいのが現状です。

親戚の方などに甲状腺機能低下症の人がいる場合、症状を出現させない為にも普段からヨードの摂取量に注意する必要があります。

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甲状腺機能減退症の治し方は?

『チラーヂン』という甲状腺ホルモンを補う薬を服用します。
チラーヂン
薬を服用することで症状を緩和させることは出来ますが、難治性である為、根治は難しいのが現状です。

見た目にわからない為に健康に見られがちですが、人よりも新陳代謝速度が遅いことを自分や周りが理解し、ゆったりと生きていくことが大切です。

あまり予定を詰め込みすぎないようにして、一日動いたら三日休むなどの配慮をしながら行きましょう。

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