甲状腺機能障害の検査と治療方法を知ろう!食事対策についても紹介!

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甲状腺ホルモンの異常である機能障害ですが、自分で不調に気付いた時点で病院に行くと様々な検査方法や治療法があります。

まずはどのような検査や治療法があるのかを見ていきましょう。

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甲状腺機能障害の検査方法は?

甲状腺機能障害が発生した時に行われる検査方法について紹介します。

甲状腺ホルモンやそれに関わる値を調べる血液検査

血液中の『甲状腺ホルモン』の分泌量、また 『FT3(遊離トリヨードサイロニン』『FT4サイロキシン』という実際にホルモンとして作用している物質の測定してその値を調べます。

甲状腺ホルモンは脳下垂体というところから分泌される甲状腺刺激ホルモン(TSH)の伝達を受信して、 『FT3(遊離トリヨードサイロニン)』『FT4(遊離サイロキシン)』という2種類の甲状腺ホルモンを分泌します。(厳密に言えばT3、T4がFT3、FT4に変化してホルモンとして作用します)

甲状腺が何かしらの異常に見舞われると、このホルモンの分泌が過剰になったり、不足したりして様々な症状(バセドウ病などによく見受けられる甲状腺機能亢進症は甲状腺腫(喉仏の下が膨張する)で分かることが多く、体全体が暑く感じる、心臓の動悸、体重が減少する、全身の疲労倦怠感、月経異常など、甲状腺機能低下症では便秘や体全体のむくみ、食欲不振、寒気など)が現れます。

基準値

以下に基準値を記します。

  • T4(サイロキシン)…4~12μg/dl
  • T3(トリヨードサイロニン)…0.7~2.1ng/dl
  • FT4(遊離サイロキシン)…0.9~1.9ng/dl
  • FT3(遊離トリヨードサイロニン)…2.5~4.5pg/dl
  • TSH(甲状腺刺激ホルモン)…0.3~3.7μU/dl

検査結果では

  • T4、T3が高値の場合➡甲状腺機能亢進症
  • T4、T3が低値の場合➡甲状腺機能低下症

という一つの指針として診ます。

甲状腺組織を採取して 生検(生体組織診断)を行う

疑いのある甲状腺の一部を切り取り、顕微鏡などで調べる検査です。

組織の異常変性が認められると甲状腺機能障害が疑われます。

CT・MRI・RI・X線撮影・血管造影など 主な放射線検査

具体的に不調が疑われる部位の視覚的変異がないかの検査です。

腫れがあったり、形が歪であったりしていないかを確認します。

新生児マススクリーニング検査

新生児マススクリーニング検査

新生児の先天的な病気を早期発見する為、生まれてから1~4週間の新生児全員に公費で検査が行なわれています。(検査対象の病気は甲状腺機能障害のほか、フェニルケトン尿症、メープルシロップ尿症、ホモシスチン尿症、ガラクトース血症、副腎皮質過形成症、先天性副腎皮質過形成症などがあります)

ですから先天性の甲状腺機能障害については症状が出る前にほとんど発見されます。(稀にTSH(甲状腺刺激ホルモン)遅発上昇型は発見が遅れる場合もあります)

この検査で異常が見られた新生児は速やかに治療を開始することになりますので必ず医師から話があります。何もなければ大丈夫なので安心してください。

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甲状腺機能障害の治療方法は?

放射線治療

現在は 『チラーヂン』という甲状腺ホルモンを補う薬を服用することが主な治療法になります。

薬を服用することで対症療法として症状を緩和させることが出来ます。しかし根本治療は難治性である為、難しいのが現状です。

場合によっては腫瘍化した甲状腺を外科手術により切除したり、放射線治療をするケースもあります。

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甲状腺機能障害に効果がある食事は?

現状、『これを食べれば甲状腺に良い』という食べ物は個々に差があり過ぎる為に示すのが難しいです。

逆に『食べ過ぎてはいけないもの』がヨウ素(ヨード)イソフラボンです。

ヨードとイソフラボンの過剰摂取に注意

ヨウ素(ヨード)は海草類やのどの洗浄薬に多く含まれており、甲状腺ホルモンの原料となっておりますが、摂り過ぎることにより甲状腺ホルモンのバランスを崩すことがあります。

また、大豆に代表されるイソフラボンも女性ホルモン様物質としては身体に良いのですが、ホルモンバランスの乱れがある方には過剰摂取によりかえってホルモンバランスを崩す原因になることがあります。

甲状腺機能障害の方に大切な食事とは『不摂生をせずに規則正しい時間や量をバランスよく食べること』です。

甲状腺機能障害とは甲状腺ホルモンのバランスが乱れた時に起こります。

食事のポイント

普段の食生活において、

  1. バラバラの時間に食べる
  2. 外食や間食が多い
  3. 偏食が多い
  4. 夜更かしをする

などは身体に良くないのは分かると思います。

具体的に何故良くないのかと言うと、

①バラバラの時間に食べる

身体には体内時計があり、決まった時間に決まった行動をするように身体は作られています。

例えば、朝になってお腹が“ぐ~っ”と鳴った時、身体は「朝だから栄養補給をしましょう」と脳から指令が行き、消化酵素を分泌して栄養物の補給を促します。その後インスリンホルモンを代表とする各種ホルモンが血糖のコントロールを始め、各機能のバランスを取っていく為に働き始めます。

この時、例えば朝ごはんを食べたり食べなかったり、また食事の時間がバラバラだったりすると、脳は「いつ消化すればいいんだ!」と常に緊張状態を強いられます。

私たちも緊張状態が続くと疲れてしまいますよね。身体も一緒で疲弊していき、各バランスが崩れてしまいます。

それにより、身体の弱いところ、今回であれば甲状腺に負担が掛かり、症状を発症しやすい状態に陥る訳です。

②外食や間食が多い

各種ホルモンは脂質を原料に作られています。外食や間食はいちいち油を取り替えないで揚げていますから、酸化した油を摂取しやすい状態です。

酸化した油が過剰に身体に入れば、それを原料としたホルモンバランスは当然乱れやすくなります。全く間食をするなという話ではありませんが、『いつも身体に入っている』状態はあまりよくありません。

③偏食が多い

身体は様々な栄養素から成り立っています。それが偏ったものだけを食べていたら当然身体も偏ります。

するとバランスを崩した身体は様々な不調が出るようになります。

④夜更かしをする

夜更かしの最大の悪いところは、身体を休めて修繕する時間が減ることです。

『休息と活動』のバランスが大切ですが、現代は夜でもコンビニが煌々と明かりを照らし、勤務スタイルの変化などで『休むべき時に休めない』環境に溢れています。

人間は何千年も夜に寝るように出来ているのですが、経った30~40年ほどで24時間営業のお店がたくさん溢れ、夜に休むことが出来ずに自律神経バランスやホルモンバランスを崩す人が多くいます。

以上の理由から、これらの食事を含む生活習慣を正していくことがホルモンバランスを保つことに繋がり、甲状腺機能障害に良いといえる訳です。

自分の身体を守るのは自分です。

まずは自分の出来るところから始めましょう。

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