アデノウィルスの潜伏期間や感染経路は?

スポンサーリンク

結膜炎に似た症状が出ることで知られるアデノウイルスは、感染力が強いことに加えて潜伏期間が長い点が特徴です。

通常の潜伏期間は一週間程度ですが、例えば呼吸器系にウイルスが侵入した場合、潜伏期間はさらに伸びて2週間程度になります。さらに、発症しない(検査反応も出ない)潜伏期間でもうつることが知られており、非常に厄介です。

スポンサーリンク

アデノウィルスの潜伏期間は?

冒頭でも説明した通り、アデノウイルスの潜伏期間は、通常なら5~7日程度です。例えばインフルエンザの潜伏期間は2日前後とされていますから、アデノウィルスの潜伏期間が少し長めになっていることがお分かりいただけると思います。

プール熱(咽頭結膜熱)を引き起こすことで知られるアデノウイルスですが、実は50種類以上もの異なる型が確認されており、どのウイルスに感染するかによって、症状の出方や潜伏期間の長さが違ってくることも知られています。

呼吸器系からアデノウイルスに感染した場合

この病気の特徴として、通常の潜伏期間は1週間程度だという説明をしましたが、もしもウイルスが呼吸器系に侵入し、そこで猛威をふるった場合、感染から発症に至るまでの潜伏期間は、最大で2週間程度にも及ぶといわれています。

ちなみに、呼吸器系からアデノウイルスに感染した場合、初期症状としては風邪に似たような症状に加えて気管支がやられます。

夏場に、プールなどの公共施設から菌をもらってくることが多いといわれるこの病気ですが、病状が夏風邪のそれに似ているといわれることが多いのは、発症と同時に気管支をやられることが多いというのも関係しています。

アデノウィルス感染症の場合はとにかく、発症すると高熱に見舞われるという傾向があります。さらに、ただの風邪だろうと油断していると、肺炎など重い合併症を引き起こしてしまう可能性があるので、くれぐれも注意が必要です。

眼からアデノウイルスに感染した場合

プール熱の大きな特徴の一つとして、発症すると結膜炎に似た症状が出るというものがあります。つまり、目が赤くはれてしまうんですね。実は、目にこのような症状が出るのは、大人の患者よりも子供の患者のほうが多いのです。

大人がプール熱に感染してしまった場合のことについては、後の項目で詳述するので、とりあえず眼の話に戻ります。


alt=”結膜炎のように充血した瞳

上に挙げた画像の通り、目が赤く充血し、目やにや涙などが止まらなくなる場合もあります。
[ad#co-1]
さらに患者によっては、痛みやかゆみを伴う場合もあります。このあたりの症状も、やはり結膜炎のそれと似ていますね。目からアデノウイルスに感染した場合、このような症状が出ます。潜伏期間は、最短で2日、最長で2週間ほどになります。

特に小さな子供の場合、目が充血して痛みやかゆみがあると、不快感から幹部をこすってしまう場合があります。そうすることで、ウイルスが患者の手に付着し、そこから接触感染が広がってしまうというリスクもあります。

とにかく、恐ろしいほど感染力が強いのが、アデノウィルスの特徴でもあります。

消化器系をアデノウイルスにやられた場合

アデノウィルスは、いわゆる細菌性(ウイルス性)の胃腸炎の原因ともなりえます。アデノウイルスが腸管に潜伏したのち発症すれば、嘔吐や下痢などの症状が出るのです。

先ほどの話題と少し関連し、アデノウイルスに感染することで消化器系にダメージを受けてしまうのは、大人よりも子供のほうが多いです。

とはいえ、大人であっても症状が重くなった場合は嘔吐や下痢などの症状に悩まされるほか、ごくまれに、膀胱炎の症状を併発することも知られています。アデノウィルスが消化器系に潜伏した場合、その期間は最短で3日、最長で10日ほどになります。

特に小さな子供がウイルス性の胃腸炎を発症した場合、食欲をなくすほか、嘔吐や下痢などで体内の水分を失い、そのまま脱水症状を引き起こす危険性があるので、特に保護者の方は、十分に注意を払ってあげる必要があります。

脱水症状を防ぐために、スポーツドリンクなどでこまめな水分補給をさせてあげるのが有効です。

大人がアデノウイルスに感染した場合はどうなる?

もともと、大人よりも子供のほうがこの感染症にかかってしまう可能性は高いのですが、例えば子供がプール熱に感染してしまった場合、看病する保護者にまでこの疾患が広がるケースがあるのです。

大人がプール熱に感染した場合、子供の患者に比べれば比較的、症状が軽めに収まる場合が多いほか、プール熱の代表的な症状としてよく知られる急な高熱や喉の痛み、および腫れ、さらには結膜炎に似た症状などが、すべてそろって出るということが少ないのです。
[ad#co-1]
だからこそ、自分がプール熱に感染したことに気付かず、症状が悪化するというケースもあります。

アデノウィルス感染症は、何よりも予防が大切

非常に強い感染力を持ち、高熱などの症状で多くの人を苦しめるアデノウイルスですが、残念ながら、今のところはまだ確実な治療法が存在しません。例えばインフルエンザのような予防接種もないため、アデノウィルス感染症を防ぐ最も有効な手立ては、やはり〈予防〉ということになります。

アデノウィルスは、ここまで解説してきた通り、インフルエンザや通常の風邪などと比較しても潜伏期間が長めで、おまけに、潜伏期間の間にも、保菌者から感染が拡大してしまうリスクがあります。

アデノウィルス感染症は別名をプール熱いうので、プールが感染経路になるのではないかと安易に想像されます。確かにそれは間違いではないのですが、必ずしもプールだけが感染経路になるわけではありません。

プール熱に感染してしまうリスクは誰にでもあるのです。主な感染経路として知られているのは、プール熱の患者や保菌者が触れたもの(例えばタオルや洗面器具など)から感染が広がる接触感染、そして、同じく患者の咳や鼻水などから菌が拡散していく接触感染などです。

感染のリスクを少しでも小さくするために、患者が使用したタオルや洗面器具などは共用しないことを心掛ける必要があります。確実な治療ができないのであれば、正しい知識をもって感染症を予防する。

これこそが、アデノウィルスと正しく向き合う対処法です。

アデノウィルス感染症の症状は?大人と子供で比較!

アデノウィルスの検査方法やタイミングはいつ?

風邪に乳酸菌サプリは予防効果がある?

夏風邪の症状や早く治す方法は?

胃腸風邪の初期症状や期間は?子供と大人の違いは?

今年の風邪2017の症状は長引く?特徴や種類は?

お腹の風邪と胃腸炎の違いとは?症状や薬は?

免疫l137は風邪やインフルエンザに効果ある?

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする