脱水症状の症状とは?看護のコツは?

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症状が深刻でなければめまいを感じる程度で済みますが、悪化すれば体のしびれや頭痛、さらには吐き気や熱っぽさなどを感じ始めるのが、いわゆる脱水症状です。

暑い季節には特に警戒が必要なのはもちろん、冬場であっても、例えばノロウイルスなどを原因とする胃腸炎から下痢を引き起こして脱水状態となる危険がありますので、小さな子供や高齢者は特に注意が必要です。

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脱水症状の症状とは?

特に夏は脱水症状に注意

例えば骨折したとか、あるいはインフルエンザに感染してしまったというような、分かりやすい体のトラブルであれば、その深刻さがすぐにイメージできる。

でも、脱水症状と言われても、その深刻さが今ひとつピンとこない……そんな人は意外と多いかもしれません。

脱水症状って、要するに喉が渇いた状態ってだけでしょ? 別にそんな大したことは無いんじゃないの?そんなふうに脱水症状を侮ってしまう気持ちは、分からなくもありません。けれども、脱水症状とは本来、恐ろしい体のトラブルです。

脱水症状について正しい知識を身に付け、いざというときのための備えとしてください。

頭痛・熱・めまい

脱水症状が頭痛につながる恐れも
脱水症状の程度は、体内の水分がどれだけ失われたかによって決まります。当然のことながら、水分とは人間にとって欠かせないものなので、それが大量に失われれば、脱水の症状は重くなるというわけです。

症状の感じ方に個人差はありますが、人間は体内の水分をおおよそ1パーセントほど失っただけで、脱水の症状が始まるともいわれています。例えば夏の熱い時期に、発汗などによって体内の水分が失われると、徐々に喉の渇きを感じ始めます。

実は、喉の渇きを感じた時点で、体内の水分はかなり失われた後なのですが、この段階で適切な対処(つまりは水分補給)を怠ると、脱水症はさらに悪化し、やがては熱中症と呼ばれる状態になります。

脱水症状の初期症状

初期の脱水症状では、なんだかカラダがバテたような状態になり、めまいやふらつきを感じます。少しでも体の異変を感じた時点で水分補給を行うことができたらベストですが、特に乳幼児や高齢者は自分の体の渇きに鈍感で、ゆっくりと脱水の症状が進行していることに気が付かないということも考えられます。

めまいやふらつきといった初期症状のサインを見落とすと、さらに体の渇きが進み、やがては頭痛や発熱といった症状が現れます。痛みを伴う自覚症状が出た時点で、体内の水分が三パーセント以上も失われているので、かなり危険です。

たった数パーセントではないか、それのどこが危険なのだとと訝る人がいるかもしれません。けれども、そもそも人間の身体というものはおおよそ七割が水分でできています。そう考えれば、たった数パーセントの水分を失うということが、人間の身体にとってどれほど危険なことか、分かっていただけるのではないでしょうか。

脱水症が深刻化すればけいれんや意識障害などが起こり、それこそ命にかかわります。自力での水分補給ができなくなった時点で、応急処置はかなり難しくなるので、一刻も早く医療機関に直行する必要があります。

吐き気・下痢

嘔吐や下痢から脱水症状を引き起こす

脱水症状の危険があるのは、例えば夏場のように暑い環境に置かれた時だけとは限りません。

例えばノロウイルスに感染して胃腸炎を発症すれば、たとえ気温の低い冬場であっても、脱水症状を引き起こす可能性は十分にあります。

感染性胃腸炎の症状として、吐き気や下痢などが考えられますが、これらの症状によって体内の水分が排出されることで、身体がどんどん乾いていき、脱水症状を引き起こしてしまうのです。

感染症などが原因となって冬場にもたらされる脱水症状を、一般的には〈冬脱水〉と表現します。

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脱水症状の人を看護するときの注意点は?

脱水症状の看護のポイント

水分(つまり体液)が失われることによって起こる脱水症状は、正しい知識を身に着けることで十分に予防できます。また脱水症状の対策は、家庭でも簡単にできるものなのです。

看護方法や予防方法について紹介します。

看護方法のポイントについて

熱中症予防、あるいは発症してからの応急処置について、最も重要なのは「不足しているものを補うこと」つまりは水分補給です。ただし、普通に水を飲んでそれで終わりというのではなく、体液を構成している電解質やミネラルをいかにして補給するかということを考えるべきです。

例えば、一リットルの水に数グラムの塩分と糖分を加えれば、脱水症状の対処に役立つドリンクが手作りできます。熱中症予防や、実際に発症してしまってからの手立てとしてはこれもアリですが、もっと手っ取り早く、経口補水液やスポーツドリンクなどを患者に飲ませるという方法もあります。

水分補給は小まめに行う

脱水症状に苦しむ患者に水分を補給させる際のポイントは、一気に水を飲ませようとしないことです。確かに、体の水分量が減ってしまった状態なら、一刻も早い対処が必要となるのですが、だからといって、大量の水を一気に飲ませようとするのは逆効果です。

急激に摂取した水分は、効率よく体内に吸収されず、排尿や発汗という形ですぐ体外に出てしまうからです。

また、繰り返しになるかもしれませんが、脱水症状の対策が必要なのは、例えば夏場の熱中症だけではありません。たとえ寒い季節でも、ウイルス性の胃腸炎から下痢を引き起こし、嘔吐などで体内の水分が失われ、脱水の状態になってしまうというリスクがあります。

患者が高齢者の場合

高齢者が脱水症状になったら
脱水症状を引き起こしてしまった際、特に周囲の人間が気を配ってあげるべきなのは、自力での応急処置が難しい乳幼児と高齢者です。

まずは高齢者の場合、もともと体内の水分量が若者と比べれば少ない傾向があり、身体の渇きに対して鈍感です。つまり、自分の体が脱水の状態になっても、そのことになかなか気づかないという危険があるのです。

高齢者に対して周囲の人間が積極的に声掛けをし、水分補給を促してあげることが重要です。身体の渇きを解消するにあたり、飲み物の冷たい温かいはあまり関係ないので、たとえ夏場であっても、暖かい緑茶による水分補給が無駄になるということはありません。

本人が望んでいる形で水分補給をさせてあげるよう、心掛けて下さい。

また、高齢者が夏場の脱水症状によってぐったりしているなら、氷枕などで頭を冷やし、さらには濡れたタオルでわきの下や首筋などを冷やしてあげるのも有効です。後に続く項目で、ひどい熱中症に苦しむ乳幼児には、スプーンで水分補給させてあげるのも有効だという説明をしますが、もちろん、高齢の患者にも同じことが言えます。

患者が乳幼児の場合

小さな子供が脱水症状になったら

乳幼児は、その他の年代の人に比べると、体内の水分量が多めです。そのことは、みずみずしい肌のハリつやを見ても容易に想像できると思います。そして体内の水分量が多い分だけ、それがわずかでも失われれば敏感に反応します。

また、乳幼児の場合は特に、感染性胃腸炎による下痢や嘔吐のリスクが高いので、脱水症状を引き起こしやすい要因が揃っているとも言えます。おまけに、本人はそういった身体の異常を言葉にして伝えることが難しいため、周囲の人間が注意を払って、小さな子供を脱水症状から守ってあげる必要があります。

赤ん坊が発する、脱水SOSのサインは?

乳幼児が発する脱水症状のサイン

言葉で表現することは難しくても、体の様々な異常から、乳幼児の脱水症状を見極めることができます。例えば、何の前触れもなく不機嫌になった(むずがりだした)とか、顔色が悪くなったとか、言葉を発さずにボーっとしているなどの傾向があれば、脱水症状のサインです。

さらに、皮膚の乾燥(特に口の周りや、いわゆる粘膜の乾燥)が見られたり、発汗が止まっていたり、ぐずっても涙が出なくなったということがあれば要注意。この段階では、すでに尿の量や回数が減ってしまっている可能性が高いです。

脱水症状のサインを確認したら、あわてず騒がず、けれどもできるだけ速やかに水分補給をさせてあげましょう。ただ水を飲ませるのではなく、ほどよく塩分やミネラルを含んだスポーツドリンクや、または経口補水液を利用するのが効果的です。

手元にそういった飲料が無ければ、薄めたみそ汁やスープなどが、塩分やミネラルの補給に役立ちます。いっぺんに飲ませようとするのではなく、スプーンで少しずつ飲ませてあげるなどの工夫が必要な場合もあります。

ただ、多少の手間はかかっても、意識がはっきりしているうちは、口からの水分補給を行った方が良いです。

これがもし、意識のはっきりしない状態なら、直ちに病院に行って点滴による治療を行うことになりますが、点滴よりも経口による水分補給のほうが、脱水症状の対処方法としては高い効果が期待できるのです。

脱水症状の応急処置について、ワンポイント

前項にて、高齢者が脱水症状を引き起こした際には身体を冷やすことも重要だと説明しました。これはもちろん、患者が乳幼児の場合にも当てはまることです。

ただ、言うまでもないことですが、身体を冷やすことで効果が見込めるのは、いわゆる熱中症から脱水症状を引き起こした場合です。

これがもし、感染性の胃腸炎をきっかけとした脱水症状であれば、身体を冷やすことには何のメリットもありませんので、くれぐれも注意してください。

同じ脱水症状でも、何がきっかけとなって引き起こされたものなのかによって、対処法は大きく異なります。

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