お腹の痛みの種類は?場所は関係ある?

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痛みは身体からの不調のサインです。

特にお腹にはたくさんの臓器が詰まっており、その場所により、十二指腸を始めとする小腸や大腸、それを包む腹膜や子宮、卵巣、膀胱、腎臓など腹痛を感じている位置からどの臓器に問題が発生しているのかについて把握することが出来ます。

場所によってはただの腹痛と軽視して放置することは危険な場合もありますので、そういった場所ごとに異なる、病気の可能性について明らかにしていきましょう。

ここでは色々な腹痛の状態から考えられる不調の目安を知っていきましょう。

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お腹の症状と場所の関係

『お腹の痛み』という症状は身体の不調のシグナルです。

それぞれの痛み方、部位によって考えられる病気があります。このシグナルはある程度の目安として知っておくことが重要です。

しかし素人判断だけではとても危険ですので、あくまで判断目安として捉え、どちらにしても身体に不調が現れた時にはしかるべき医療機関を受診するようにしてください。

ここで挙げるものはあくまで『一般的には』というもので全ての人に当てはまるものではありませんのでご了承下さい。

なぜならば、まず『症状』が出るには、それに伴う『原因』が必ずあります。その原因によって考えられる『病気』が変わります。また臓器の位置も人それぞれに異なるので、ここではあくまでも一般的な意見として可能性を紹介します。

先天性要因と後天性の要因

『原因』は先天的(遺伝性)なものと後天的(生活習慣)の二つがあり、後者は主に『環境』『食事』『精神的』の三つに分かれ、それぞれが複雑に絡み合っています。

例えば、『遺伝的』に胃腸の弱い人が『生活習慣』の中でいつも風邪をひきやすく抗生物質を多用していたとした時に、下痢ばかり続いていきます。その人がたまたま『食事』で生ガキに当たって『食中毒』になった場合、間近の原因は『食事(生ガキ)』ですが、先天的要因は『遺伝的に胃腸が弱い』、後天的要因は『抗生物質の常用』となります。

この場合、まず今辛い症状である『食中毒』の対処をし、先天的要因や後天的要因の部分は『体質改善』をしながら対処していくことになります。

ですから、以上のことを踏まえた上で、『この症状だからこの病気』と短絡的に決め付けるのではなく、その人の状況をしっかりと把握して対処していきましょう。

次から身体の部位と痛みの関係について説明します。

胃より下の辺り(小腸)が痛む場合

消化器系は食道から胃を通り、小腸に至ります。
小腸は十二指腸、空腸、回腸からなり、かつては検査が難しいことから『暗黒の臓器』とも呼ばれていました。

この小腸は肝臓の裏にある胆嚢から分泌される胆汁、膵臓から分泌される膵液などの消化液が飲食物と混ざり、消化を促す臓器です。

ここが炎症などから潰瘍になると、そこに消化液が流れ込みチクチクする痛みを発生する場合があります。また、潰瘍が進むとチクチクが刺し込むような痛みに変化します。

『十二指腸潰瘍』が有名です。

最初は『ニヤニヤする』というような不快感を示す場合が多いです。最終的に酷くなると潰瘍や炎症が進み、癌化します。腸を包む『腹膜』に炎症を起こしやすくなり、転移します。

お腹の真ん中(へそ辺り)や右下腹部が痛む場合

小腸の次に大腸がありますが、潰瘍の初期にチクチクした痛みが出る場合があります。また右下腹部に小腸と大腸の繋ぎ目があり、大腸側の下が窪みのように盲腸や虫垂がある為、飲食物が溜まりやすくそこが腐敗すると虫垂炎を発症します。チクチクは痛みのシグナルです。またニヤニヤと不快感がある場合もあります。いわゆる年寄りが使う「腹案配が悪い」という表現です。

酷くなると刺し込むような痛みが出ます。押すと痛みが走るのがポイントです。

また、慢性大腸炎(潰瘍性大腸炎など)の場合、慢性的に大腸が炎症を起こし腫れているので鈍い痛み(鈍痛)が飲食物の通る度に起こります。

強度の便秘からも痛みを発生する場合があります。こちらは脂汗が滲み出るような重い痛みが出ます。食中毒などの場合、搾られるような痛みと共に下痢や嘔吐(吐き気)を繰り返す場合が多いです。

またストレス性の大腸の痛みは『引き吊るような痛み』が特徴です。
これは筋肉が緊張することにより引っ張られ痛みを生じます。

恥骨の上(膀胱)の痛み

特に冬などの寒さを感受しやすい時期や、膀胱に細菌が入った時に膀胱内が炎症を起こし、チクチクする痛みを発生する場合があります。

最初は「なんだか膀胱が気持ち悪い」という印象を受ける方が多いです。酷くなると血尿を生じ、腎炎まで発展します。膀胱炎から『背中が痛い』という症状や突発性の高熱が出たらすぐに病院へ行きましょう。

年齢を重ねると、特に経産婦の方は内臓が下垂して膀胱を圧迫しやすくなり、尿が近くなることにより膀胱炎を併発しやすくなります。

腹直筋(左右どちらか)の辺りが痛い

女性の場合、筋肉ではなく身体の中がチクチクする時は、排卵痛のケースがあります。卵巣から卵子が卵管を通る時に卵管に炎症が起きていると痛みを生じます。

排卵は左右どちらかの卵巣から卵子が出てきますので、月によっては右側、左側のどちらかが痛くなる場合もあります。またストレスから腹直筋が引き吊るような痛みを発生したり、卵管が引っ張られて痛みを生じる場合があります。

生理痛の場合

子宮

生理痛を痛みから見た場合にいくつかの痛みがあります。

月に一度、使われなくなった赤ちゃんの布団が体外に排出される行為が月経の仕組みですが、この時赤ちゃんの布団の元となる血液が汚れていると生理痛は起こります。

なぜならば子宮内膜から赤ちゃんの布団が剥がれる時に血液が汚れていると内膜の表面も一緒に剥がれてしまうからです。ここに痛みが生じます。例えるならば柔らかいかさぶたを無理に剥がすようなものです。

最初はチクチクした痛みから始まり、酷くなると立つことが出来ないくらいの痛みが生じます。

またストレスにより子宮が収縮すると、きれいに子宮内膜から剥がれ落ちない為、こちらも痛みが生じます。これはギュゥと絞るような痛みが出るようです。

妊娠初期の痛み

これは黄体ホルモンが妊娠黄体ホルモンに変わる為にチクチクした痛みが起きる場合があります。心配であればすぐに産婦人科へ向かいましょう。

筋肉痛

腹筋を鍛え過ぎたが為にお腹が痛くなる時があります。

力を入れる度にズキズキと痛みが出ます。立ったり座ったりでも出ます。これは筋肉がこれ以上働かないように筋繊維を緊張させる物質を出す為に起こります。

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お腹の痛みと併発する症状は?

単に腹痛だけではなく、様々な症状が併発する場合があります。

それらの症状からも、どんな病気が発生するかについて判断することも出来ます。

下痢や吐き気、嘔吐は?

これは食中毒や食あたりなど、ウィルスや細菌や毒素を排出しようとする為に起こります。

またストレス性の腹痛でも、胃が収縮して嘔気やしゃっくりをしたり、キリキリと痛む腹痛ら下痢を併発したりします。

食中毒など、ウィルスや細菌が体内に入ると腹痛の他、体内の熱を上げて退治しようとします。
これは免疫反応の働きによります。また腹膜炎などの炎症反応から発熱する場合もあります。

気持ち悪い・だるい

内臓下垂から膀胱や子宮が圧迫されると、圧痛と共に気持ち悪さやだるさが生じます。

また発熱からのだるさ、持続性のストレスによる腹痛などがある場合、その上にある胃が収縮と緩和を繰り返すと胃痙攣を起こしたり、消化不良により気持ち悪さを起こしたりします。

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まとめ

以上、一例ではありますが様々な腹痛を紹介致しました。
個人差がありますので一概には言えませんが、不調を感じた際には素人判断はせずにあくまでも目安程度の参考にしてしかるべき医療機関へ受診してください。

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