学生のサークルでの飲み会、や合コンなどでお酒をガンガン飲むあまり潰れてしまった・・・
仕事上に付き合いでお酒を勧められるがままに飲んでしまい、翌日も二日酔いになり残業するハメになってしまった!
なんとかしてお酒が強くなりたい!そう思っている方も多いでしょう。
今回はお酒が強くなる方法をまとめてみました。是非参考にしてみてください。
目次(クリックするとスクロールします)
お酒が強くなれるかなれないかは遺伝子によって決まる?
お酒が強いか弱いかは遺伝子によって決まるとあります。実はそれは半分は間違いです。確かにお酒が強くなれない人もいますが、半数近くの人はお酒に慣れることによって酔いに回りにくくなり強くなることができます。
種族によって異なる性質
人種によってもお酒が強いか弱いかは遺伝子的に決定されており、白人や黒人はほとんどの人が鍛えればお酒に強くなる人種です。
一方日本人を含む黄色人種は半分の人が酒豪です。そして5%に人がお酒が飲めないほどすぐに酔ってしまい、鍛えてもお酒に強くなることはできません。
残りの45%の人は鍛えればお酒が強くなることができます。ちなみに両親、両方ともお酒が弱いと下戸(全くお酒が飲めない)の可能性が高く、片一方がお酒に弱いと鍛えればお酒が強くなる可能性が高いです。
もちろん、両親とも大酒のみの場合は、子供もお酒に非常に強い体質になりやすいです。
自分自身は父親が全くお酒が飲めず、母親が普通レベルです。最初はストロングの小さい缶を半分飲んだだけで意識が朦朧としましたが、1年後にはストロングのロング缶一つは余裕で飲めるようになり、2年後にはストロング缶のロングを二つ10分ほどで飲んでも平気になりました。
なので、5%の下戸の人に該当しなければお酒に強くなることは十分可能だと考えます。
お酒に強い弱いはそもそも何で決まる?
お酒の成分はメインがエタノールです。エタノールが体内に入るとADHというアルコール脱水酵素によって、アセトアルデヒドに分解されます。
アセトアルデヒドは人体にとって有害な物質です。さらにALDHというアセトアルデヒド脱水素酵素によってアセトアルデヒドは酢酸に代謝されて、一番最後に二酸化炭素と水になります。
一度図で整理しておきましょう。
アルコール脱水酵素とアセトアルデヒド脱水素酵素の働きが強いほどお酒を代謝する能力が高いので酒豪ということになります。
逆にその二つの酵素の働きが弱いと下戸ということになります。
アセトアルデヒド脱水素酵素はアルコールを摂取するたびに働きが強くなります。下戸の人以外、つまり95%の人はアセトアルデヒド脱水素酵素の活性がお酒に慣れてくるたびに高くなります。
そのため、お酒を飲み続けていれば、アルコールを代謝する能力があがります。
毎日飲まないとお酒に弱くなる
しかし、1か月ほど禁酒生活を送ると酵素の働きが弱くなるので、お酒に対して弱くなっています。
アセトアルデヒド脱水素酵素は、お酒を飲まない生活を続けていると働きが鈍ってしまいます。
お酒に強くなりたいのであれば、毎日お酒を飲むことで強くすることが出来るでしょう。
しかし病気になるリスクを高めることになりますので、その点は注意してください。
パッチテストでチェック
自分がお酒を飲んで強くなれるかは、あるテストで簡単に判別できます。
消毒用のアルコールをガーゼやティッシュに染みこませたものを二の腕の内側に10分ほど貼って、いったん外します。そのとき皮膚が赤くなってしまっていたら下戸なので残念ながらお酒を飲んでも強くなれない体質です。
そして、ガーゼを外して10分ほど経過して皮膚が赤くなっていたら、お酒は強くないが鍛えることによって強い体質になれる人です。
10分経過しても皮膚が赤くなっていない人は、お酒に強い体質ということです。
しかし、お酒に強くなろうとするあまりお酒を飲みすぎてアルコール依存症になってしまっては元も子もありません。
ほろ酔い程度のお酒の量でも、脳細胞は多少なりとも死ぬと言われています。週に1度くらいにして適度な量を飲むようにしておきましょう。