体が熱い原因や治し方は?

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熱はないのに身体は熱い。そして暑くて眠れない。次の日にはだるい。生理前になぜか体が熱くなる。寒気や微熱がなぜかずっと続く。

『体が熱くなる』という不調は意外と生活の中に溢れています。

ここではそんな『体が熱くなる』ことについての原因とそれぞれの対処法について紹介します。

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身体が熱くなる原因

体が熱くなる原因は多岐に渡りますが、どうして身体は熱を持つのでしょうか。その働きについて紹介します。

体温の調節機能

まず、私たちは『恒温動物』です。体温を一定に保つ『ホメオスターシス(恒常性維持機能)』というものを持っています。対してトカゲなどの爬虫類は『変温動物』といって外気によって体温が変わります。変温動物は寒くなると徐々に身体の機能を低下させて活動を抑制してしまいますが、私たちは暑くても寒くてもどこでも活動出来るようになっているのはこの機能のお陰なのです。

この『ホメオスターシス(恒常性維持機能)』はホルモンと自律神経によって維持、調節されています。

暑さ寒さを感受すると、脳下垂体などから各種ホルモンが分泌されます。それにより『自律神経』を調節して身体の温度を一定に保とうと身体の暑さ寒さを調節する訳です。

自律神経が乱れると体温調節が出来なくなる

自律神経には二種類あり、『交感神経』『副交感神経』に分かれます。

自律神経はよく電気のスイッチに例えられます。
『交感神経』は身体を活動的にする自律神経でスイッチONの状態、『副交感神経』は身体を休ませる自律神経でスイッチOFFの状態です。

基本的に暑さ、寒さを感受した時は交感神経を刺激して活動のスイッチを入れて身体を温めたり冷ましたりし、リラックス出来る時に交感神経のスイッチをOFFにして休息する(副交感神経を優位にする)ようにし、身体は機能を調節しています。

ただ、スマホやタブレット、PCなどを使い過ぎると熱くなりますよね。それと同じでなんらかの理由で交感神経が過剰になると『体が熱い』という状態になってしまいます。

これが『体が熱くなる原因』です。

対処法は?

基本的な対症療法としては『冷やすこと』です。特に首筋や脇、足の付け根などリンパや太い血管をアイスノンや冷たいシャワーなどで冷やすことにより、体内を流れる血液やリンパ液が冷やされる為、体温を下げることが出来ます。

ただこれはあくまで『対症療法』の為、原因を改善しないとまた体が熱くなることになります。

また体が熱くなる原因は多岐に渡る為、上手くいかない場合もあります。

ですから、以下に症状別に体が熱くなる理由と、その対策をご説明します。

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生理前

生理前に身体が熱くなる人はいますが、『基本的にみんな体温が上がります』

いわゆる『高温期』というものです。改めて女性の生理機能を説明しますと、女性の生理には『低温期』と『高温期』の二つに別れています。

『低温期』エストロゲン(卵胞ホルモン)という女性ホルモンが働いて、赤ちゃんの布団(子宮内膜)と赤ちゃんの卵(卵子)を育む期間です。

充分に赤ちゃんの布団と卵が育まれると、今度はプロゲステロン(黄体ホルモン)という女性ホルモンにバトンタッチして、卵を温めて育む期間に入ります。これが『高温期』です。

基準として36.7℃以上を目安として上がりますので、微熱くらいです。それで体が熱くなる、だるいという感覚が出ます。

生理前で体が熱くなっている時の治し方は?

基本的には正常な機能なので、無理に治さない方が自然ですが、不自然に体温が高くなる場合、プロゲステロン(黄体ホルモン)に異常がある場合があります。

この場合は素人判断では難しいので婦人科に受診して血液検査をします。

場合によっては低用量ピルなどが処方され、ホルモンバランスを整えていく治療が施されます。

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妊娠初期

妊娠初期
妊娠初期には高温期を司る女性ホルモンのプロゲステロンが『妊娠黄体ホルモン』に変わる為、高温期を維持し続けるようになります。それにより体が熱くなります。

妊娠初期で体が熱くなっている時の治し方は?

妊娠初期に体が熱くなるのは正常な機能なので逆に無理に下げてはいけません。

ただ、真夏の暑い時などはお辛いでしょうから、婦人科の医師に相談の元に、例えばシャワーを浴びたり、身体を冷やす等の対処をしていきましょう。

基本的にはお腹の赤ちゃんの為にも『身体は冷やさない』ということになります。

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更年期

だいたい40台半ば以降から更年期が始まります。
これは『もう子供を作る機能はおしまいにしますよ』という身体のサインです。
身体の中では女性ホルモンが減少していきますが、エストロゲン(卵胞ホルモン)が順調に減少しても、プロゲステロン(黄体ホルモン)の減少が遅くなり、ホルモンバランスの乱れによる『ホットフラッシュ』など、体が熱くなる症状が出る人がいます。

プロゲステロン(黄体ホルモン)は高温期を司る女性ホルモンですから、これが分泌されるとカッ!と瞬間的に熱くなる訳です。

更年期で体が熱くなっている時の治し方は?

婦人科に受診するとよく漢方薬が出されるようです。

特に『加味逍遙散(かみしょうようさん)』は効能効果にも『更年期障害』とあり、中の生薬に『清熱凉血』の作用がある『牡丹皮(ボタンピ)』が含まれる為、ホットフラッシュに著効すると言われています。

また、『プラセンタ』『イソフラボン』なども女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをすると言われ、これを補うことによりホルモンバランスを整えて更年期障害を軽減すると言われています。今はサプリメントで手軽に摂取出来ます。

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アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎から全身が熱く皮膚がかゆいという状態になる場合があります。
これは『皮膚炎』の名の通り、皮膚に炎症が起きている為に起こります。

アトピー性皮膚炎はⅠ型アレルギーと言って自己免疫疾患の一つですが、これは血液の病気です。

免疫が異常をきたすことにより、血液中の白血球が炎症を起こしやすくする為、ちょっとした刺激でも炎症を起こし、熱く、痒くなります。

アトピー性皮膚炎で体が熱くなっている時の治し方は?

『対症療法』『根本療法』があります。

『対症療法』としては

①身体を熱くする食べ物は摂らない…カレーや激辛料理は暑い国の人々に好まれていますが、スパイスが多量に含まれており、その発汗作用から肌や腸のトラブルを招きやすいので控えましょう。

②身体を冷やす食べ物を摂ること…胡瓜や西瓜などの夏野菜には身体を冷やす作用があります。これらを摂取することにより身体を冷ます効果があります。

※アトピー性皮膚炎は難治性の疾患です。上記に書いてあることは目安の為、治療法は個人差があり多岐に渡ります。ですから必ずしかるべき医療機関と相談しながら進めてください。例を挙げるとアトピー性皮膚炎はアレルギー疾患の為、食物アレルギーを併発しているケースが多く、身体を冷やす作用のある胡瓜や西瓜など瓜科アレルギーを発症すると状況が悪くなる場合があります。

『根本療法』としては、『免疫の正常化』を目指します。

現在、免疫細胞の7割が腸内にあることが医学的に解明されています。

ですから、腸内環境を整えていくことが免疫システムの改善に役立ちます。こちらは『乳酸菌』が良いとされています。サプリメントなどで補いながら食生活を正しましょう。

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過労

過労が続くと身体は戦闘状態の持続を余儀なくされますので交感神経が過剰になる為に体が熱くなります。イメージではいつも松岡修造さんですね。

『熱くなれ!』

とはハートだけではなくて、実際に体も熱くなるのです。

過労で体が熱くなっている時の治し方は?

クールダウンが必要です。対症療法として物理的に冷ますことも有効ですが、のんびりお風呂に入ったり、気分をリラックスさせることが有効です。

反対に良くないのが、スマホやPC、タブレットなどブルーライトが出るものに触れることです。ブルーライトは紫外線に近い光で「昼間だよ」と身体を勘違いさせる為、交感神経を刺激して体を熱くします。

ですから、仕事が忙しいと家でPC作業を行うと体が熱くなってしまいます。
出来ることなら寝る二時間前からはこれらの機器に触らないように気を付けてリラックスを心掛けましょう。

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自律神経失調症

自律神経が失調すると交感神経と副交感神経がごちゃごちゃに混線します。

すると急に体が熱くなったり手足だけが冷えたりと身体のシステムに異常をきたしてしまいます。この自律神経が失調する原因は『ストレス』が多いです。

精神的なストレスを感じると、身体は防衛反応が働くので、命を守る為に交感神経を刺激します。

また暑さ寒さもストレスになります。
引っ越しなどで、例えば沖縄から北海道へ転居した場合など、急激な気温の変化が体に適応出来ずに体温調節機能が失調をきたし、外気に関係なく暑くなったり寒くなったりしたり、雨が降ったり気圧の変化で失調をきたしたりします。

自律神経失調症で体が熱くなっている時の治し方は?

これには自律神経バランスを整えていく他に、ストレスに徐々に慣れていく、対処していく必要があります。

例えば引っ越しなどが決まっていた場合は予め旅行に行って何泊かしたり、下準備を怠らない。仕事を始めるにも猶予期間を多目に取って気候に馴れるなど、土地に馴れることです。

ストレスが対人関係が多いならば、対人関係スキルを学ぶことも良い方法です。いつもイライラして、頭が熱くなったりするならば、日記を書くのも良い方法です。
これは『メタ認知』といって、自分を客観視する方法です。他人は変えられません。ですが、自分は変えられます。

人から受けたストレスをストレスと思うか、ストレスと思わないかは自分次第です。怒りや不安、恐怖を感じたらまずは水を飲みましょう。水には精神安定の作用があります。

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風邪

風邪をひくと、侵入したウィルスをやっつける為に発熱をする為、体が熱くなります。

これは免疫が正常に働いている証拠です。

ちなみに年配の方が、「年を取ると風邪をひかなくなった。」という話をする時がありますが、これは免疫機能が低下して発熱が出来ていない可能性があります。

風邪で体が熱くなっている時の治し方は?

あまりに熱が高い(平熱より2℃以上、または38℃以上)なら解熱鎮痛剤などで体温を下げることも必要ですが、基本的には正常な免疫システムですので無理に下げない方が早く風邪は治ります。

中途半端に熱を下げ続けると、いつまでもウィルスが体内に残る為に体調不良が続きます。

慢性疾患

慢性の内蔵疾患から微熱が続く為に体が熱く感じる場合があります。身体のあちこちに炎症を起こしていたり、自律神経が乱れていることが原因です。

慢性疾患で体が熱くなっている時の治し方は?

慢性疾患で体が熱くなっている場合は、対症療法でもなかなか下がらない場合が多いです。これは血液自体に炎症を起こしているケースが多く、これが続くと血管の炎症や内臓の炎症に繋がります。

生活習慣から見直して、病院と連携を取りながらきちんと根治を目指していきましょう。

病気を治すのは病院ではなく、自分です。
糖尿病の人が、薬を飲んでいても毎日ケーキを食べていたら治らないですよね。
まずは食事や運動の習慣から見直していきましょう。

まとめ

いずれにしても、『体が熱くなる』体質には思わぬ病気が潜んでいるケースもあります。
上記のような対症療法などを考えながら、場合によっては医療機関に受診をしてきちんと身体の中から体質改善していきましょう。

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