主要漢方薬の効能一覧表まとめ

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漢方の漢は中国の意味です。中国の方から伝わった医療であるから漢方医療と呼ばれたのが始まりで、細かくは東洋医学とは異なるルーツで産まれた医療法になります。

漢方医療や東洋医療の医療哲学は共通している部分が存在し、西洋医療の様に壊れた部分を修復して治すという考え方ではなく、どうしてその病気が発生したのかを考え、全く関係ないと思われていた部分の症状を緩和することで病気を治療していくという治療法になります。

たくさんある漢方の効果について紹介します。

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目次(クリックするとスクロールします)

漢方の効能について

漢方の効能について以下で紹介します。

漢方画像

●安中散(あんちゅうさん)●

胃を温める処方です。食べ過ぎ、飲みすぎ、大正漢方胃腸薬の主成分です。

●温経湯(うんけいとう)●

不正出血など婦人科トラブルの妙薬です。血を養い巡らせて漏らさないようにします。妊活(妊娠希望)にも使用されます。

●温清飲(うんせいいん)●

黄連解毒湯と四物湯の合方です。主に皮膚トラブルに使用します。皮膚がただれて炎症が起きているのを冷ます黄連解毒湯、皮膚の成長や再生を促す四物湯が組み込まれています。

アトピー性皮膚炎や日光湿疹などに用いられます。

●黄連解毒湯(おうれんげどくとう)●

寒性の薬味だけで構成された身体を冷ましたり炎症を押さえたりする処方です。

●乙字湯(おつじとう)●

痔の特効薬と呼び名の高い処方です。理血剤と呼ばれる生薬が患部の鬱血を取り除きます。

●葛根湯(かっこんとう)●

漢方薬といえばこれを思い出す方も多いくらい有名な処方です。

●葛根湯加川芎辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)●

首から上に効果を発揮する葛根湯に鼻の通りを良くする辛いを配合し、さらに毛細血管が多い鼻に著効するよう血の巡りを良くする川きゅうを配合した処方です。寒がりで鼻水が出て炎症が起きる方に使用します。

●加味帰脾湯(かみきひとう)●

気血両虚に使用する処方です。
不眠や不安神経症に用いられます。

●加味逍遙散(かみしょうようさん)●

ストレス過多から来る女性の不調に多く用いられます。加味逍遙散の“逍遙”とは『のんびり』とか『ゆったり』という意味です。虚弱体質で肩こり、疲労倦怠感、精神不安、ストレスから腸管の動きが悪くなりお腹が張る、冷え症、月経不順、PMS(月経前緊張症、更年期障害などに使用されます。

●甘麦大棗湯(かんばくたいそうとう)●

子供の気持ちを温めて落ち着かせる漢方薬です。

●響声破笛丸(きょうせいはてきがん)●

歌手の方が使用されており有名になりました。
喉によいです。

●荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)●

頑固な白ニキビに使用されます。
また顔部の炎症に著効な為、蓄膿症や慢性鼻炎、慢性扁桃炎にも用いられます。

●桂枝湯(けいしとう)●

全ての漢方薬の元になった処方です。
お腹を温めます。

●桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)●

『駆お血剤』と呼ばれており、身体を温めて血の汚れを取り除きます。

●五苓散(ごれいさん)●

利水薬の名処方です。むくみや二日酔いに使用します。

●柴胡加竜骨牡蠣湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)●

竜骨は化石のこと、牡蠣(ぼれい)は牡蠣の貝殻のことです。カルシウムが豊富に含まれています。 カルシウムは血液に1%含まれており、これが『トランキライザー』と呼ばれる精神安定作用があります。
生薬学では重鎮安心剤と呼ばれます。

●柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)●

多汗症に使用されます。また緊張性の不眠症などにも処方されます。

●柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)●

起立性調節障害などの自律神経の乱れからくる腸の不調によく使用されます。

●酸棗仁湯(さんそうにんとう)●

不眠症に使用されます。

●芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)●

足が吊ったらこれです。頓服で効きます。

●小建中湯(しょうけんちゅうとう)●

お腹を温めて建て直す建中湯にあめ玉が入った処方です。子供の夜泣きなどにも使われます。

●清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)●

赤ニキビの代表処方です。青春期の赤ニキビにも多用されます。

●清心蓮子飲(せいしんれんしいん)●

『心腎不交(しんじんふこう)』と言って、ホルモンバランスの乱れからくる精神的な泌尿器トラブルに用いられます。

●疎経活血湯(そけいかっけつとう)●

血行不良によるしびれや腰痛、膝痛の名処方です。

●釣藤散(ちょうとうさん)●

高血圧と明目に使用されます。

●猪苓湯(ちょれいとう)●

膀胱炎によく使われる処方です。

●通導散(つうどうさん)●

お通じを促す処方で、体内の内容物を出します。また理血剤が配合されているので血の汚れも取り除きます。

●当帰飲子(とうきいんし)●

慢性的に続く乾燥肌による浅黒い湿疹やアトピーなどに使用されます。

●当帰加四逆呉茱萸生姜湯(とうきかしぎゃくごしゅゆしょうきょうとう)●

末端冷え性の名処方ですが、補血剤が多い為、胃腸虚弱な方は注意が必要です。

●当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)●

婦人科の代表処方です。子宮筋腫や子宮内膜症、月経痛によく使用されます。

●八味地黄丸(はちみじおうがん)●

六味地黄丸に二味追加された処方で、六味地黄丸の症状に冷えなどが加わった『腎陽虚』という身体を温める力が低下した時に使用されます。
ハルンケアの元の処方です。前立腺肥大や夜間頻尿によく使われます。

●半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)●

ストレスで喉が詰まるような症状に著効します。

●半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)●

逆流性食道炎によく使われます。

●半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)●

頭がぐるぐる回るようなめまいに著効をします。水分代謝を温めて良くする処方です。

●白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)●

日光湿疹など肌が熱くなる皮膚炎や、イライラして体力が消耗して痒くなるようなアトピー、脂漏性湿疹に使用されたりします。

●防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)●

水太りによる肥満症に効果のある処方です。むくみがくると痛むようなリウマチにも使用されます。

●防風通聖散(ぼうふうつしょうさん)●

ダイエットの有名処方です。虚弱体質の方、胃腸虚弱の方には適応しません。

●麻子仁丸(ましにんがん)●

老人性の腸が乾燥するような便秘に用いられます。比較的作用は穏やかですが、下剤ですので注意が必要です。

●抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)●

緊張性の肩こりや歯ぎしり、イライラする方や慢性頭痛、認知症や子供の疳の昂り、顔面神経痛など、『風痺症(ふうひしょう)』と呼ばれる身体の中に風が吹き荒れるような状態に使用されます。

●六味地黄丸(ろくみじおうがん)●

漢方の考えで『腎陰虚』と呼ばれる証の代表処方です。ジーとかシーというセミの鳴いているような低い耳鳴りに使われたり、極度の疲労からくるむくみや寝汗、膀胱炎などに使われます。

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