病気になりやすい人には特徴があった!?
この記事ではその特徴がどんなものなのか?そしてそれに対する対策をご紹介します。
病は気から?いえいえ、気持ちの問題とは少し違います。
あなたの生活環境をチェックしたり親兄弟の特徴とも比べてみて、ぜひ病気の予防にお役立てください!
目次(クリックするとスクロールします)
病気になりやすい人の特徴
ここでは病気の種類を大きく分けて5つにしました。
それぞれの特徴に当てはまることがあれば、あなたも病気の対策をしっかりとしたほうが良いかもしれません。
特徴とともに、対策もご紹介しますのでぜひ参考にしてくださいね。
がん
がんは、発症する部位によってなりやすい人の特徴が違ってきます。
それでは部位別に見ていきましょう。
特徴
- 食道がん
喫煙者、習慣的に飲酒している人、肥満、熱い食べ物や飲み物が好きな人 - 胃がん
ヘリコバクターやピロリ菌の感染者、塩分過多の食事をしている人、喫煙者 - 大腸がん
肥満や高身長の人、習慣的に飲酒をしている人、ベーコンやソーセージなどの加工食品をよく食べる人、親兄弟に大腸がんになった人がいる人 - 肝臓がん
肝炎のウイルスに感染している人、肥満の人、肝脂肪の人、喫煙者、習慣的に飲酒している人 - 胆道がん(胆のうがん・胆管がん)
胆石のある人(胆のうがん)、潰瘍性大腸炎やクローン病の人、原発性硬化性胆管炎の人、膵胆管(すいたんかん)合流異常の人、女性で肥満の人 - すい臓がん
糖尿病患者、膵管内乳頭粘液性腫瘍や膵嚢胞(のうほう)の人、慢性膵炎の人、肥満の人、喫煙者、習慣的に大量に飲酒をしている人、親兄弟にすい臓がんになった人がいる人 - 肺がん
喫煙者、受動喫煙(周りが喫煙する)の人 - 乳がん
初経の年齢が早かった人、閉経の年齢が早い人、妊娠・出産の経験がない人、高齢出産の人、授乳経験のない人、ピル(経口避妊薬)を服用いている人、高身長、閉経後肥満になった人、習慣的に飲酒している人、母親や子供に乳がんになった人がいる人 - 卵巣がん(女性のみ)
多嚢胞卵巣を持っている人、家族に卵巣がんになった人がいる人 - 子宮体がん(女性のみ)
閉経年齢の遅い人、出産経験のない人、肥満の人 - 子宮頸がん(女性のみ)
ヒトパピローマウイルス(HPV)に感染している人、低年齢で性経験のある人、不特定多数の性的なパートナーがいる人、性的なパートナーがたくさんいる人、HPV以外の性感染症に感染している人、多産の人 - 前立腺がん(男性のみ)
前立腺肥大症の人(前立腺がんを併発しやすい)、家族に前立腺がんになった人がいる人、
対策
それぞれ、当てはまる特徴があればその改善を心がけましょう。
がんは最悪の場合命にもかかわりかねない怖い病気です。私の知人にも、がんの発覚が怖いからと検査を受けない人がいます。
ですが、度の病気にもいえることですががんは早期発見・早期治療が最も重要です。もっと言えば早期に、進行の少ないうちに発見して治療を開始出来れば治る可能性も高いんです。
生活習慣を見直すことはとても大切です。それに加えて定期的ながん検診を受けるようにしてください。
うつ病
うつ病を発症しやすい人にも特徴があります。
これは、身体的な原因というよりは性格の問題といえるのではないでしょうか。
それでは見ていきましょう。
特徴
- 生真面目な人
几帳面で凝り性、完璧主義的な自分に厳しい性格。パーフェクトを追求するあまり、自分の首をしめ追い込んでしまいます。人にも厳しく完璧を求めてしまうことも。 - 周囲の目を気にしすぎる人
社交性で明るい一方、他人に同調しすぎてしまうことで振り回される・板挟みになることが多いです。自分を無理に抑え込んでしまうタイプです。 - 責任感が人一倍強い人
何もかも自分ひとりで背負いこんでしまい、人のせいにできないタイプです。リーダーシップを取れる人ですが、自分が悪くないことでも負担しようとしてしまいます。 - 感情表現の苦手な人
愚痴が言えない、悩みや弱みを人に知られたくないタイプ。ポジティブを装って、中身をさらけ出さないようにしている人も同様です。 - 気性の激しい人
普段はユーモアあふれる明るいタイプですが、気分の浮き沈みが激しいので落ち込んだときにかなり悩んでしまう人です。反対に、怒ったり笑ったりと忙しいタイプも危険です。 - メランコリー親和型の性格の人
几帳面で正義感の強いタイプ。人への奉仕を優先し、マイルールや自分の行動リズムにこだわるタイプです。 - 執着心が強い人
凝り性で、ひとつの物事を徹底的に最後までやり通そうとするタイプです。融通が利かず、生真面目な人に多いタイプです。
対策
これに当てはまる人は、改善できるように心がけましょう。と、言いたいところですが性格を変えるというのはすごく大変なことですよね。
改善を「心がける」ことにも執着したり神経質になってしまっては本末転倒です。
でも、抱えているストレスを少しずつでも解消していくように心がけることは大切です。
人に相談できないなら、プロのカウンセリングを受けるのもオススメです。口に出して誰かに話すことで少し楽になれるかもしれません。
プロのカウンセラーには守秘義務もありますし、気負わず「愚痴りに行こう」くらいの気持ちで受診してみてくださいね。
認知症
少子高齢化に伴い増加の一途をたどっている認知症患者。
第一次ベビーブームで生まれた約800万人の「団塊の世代」が2025年には75歳以上の後期高齢者になります。
今後、さらに増えると見られる認知症、あなたも発症しないとは限りませんよね。
認知症の中でもっとも患者数の多い「アルツハイマー型認知症」は脳の糖尿病とも言われ、生活習慣が原因で起こる事も多いんです。では、どのような人が「なりやすい人」なのか詳しく見てみましょう。
特徴
- 肥満の人
- 高血圧またはその傾向がある人
- 糖尿病またはその傾向がある人
- 睡眠障害または慢性的に睡眠不足の人
- 偏食の人
- 魚を食べない人
- 間食の多い人
- 習慣的に飲酒をしている人
- お腹いっぱい食べる人(腹8分目をしない)
- 運動不足の人
対策
認知症は生活習慣とも深いかかわりがあるとされています。これらの特徴に当てはまる人は、改善できるように心がけましょう。
また、体を動かさずずっと部屋でボーッとしているような刺激のない生活は認知症を引き起こしやすいです。少しでも筋肉を動かすことで血流が活発になり、脳の機能も活性化できます。
また、中鎖脂肪酸にアルツハイマー型認知症の予防や改善効果があることがわかってきました。重症化してしまってからでは遅いので、予防のために摂取するようにしましょう。
脳梗塞
脳梗塞は脳へ血液を送る血管がつまってしまい起こる病気です。
突然起こる脳梗塞は、治療が遅れると全身に麻痺の症状が残ったり、最悪の場合には植物状態になってしまったり命にもかかわる怖い病気です。
脳梗塞を起こしやすい人にも特徴があります。
特徴
- 高血圧や、血圧が高めの人
- コレステロール値の高い人
- 糖尿病またはその傾向がある人
- 太りぎみや肥満体質の人
- 習慣的に飲酒をしている人
- 喫煙者
- ストレスのひどい人
- 心臓の不整脈がある人
対策
脳梗塞にならないためには生活習慣を見直すことがもっとも重要です。
コレステロールや中性脂肪を下げ動脈硬化を防ぐはたらきのある「DHAやEPA」は脳梗塞の予防にも良いですよ。
また、脳梗塞などの脳卒中は血液がドロドロになることでリスクが上昇します。水分不足や塩分の摂りすぎに注意して健康的な生活を送ることも大切です。
風邪
風邪をひきやすい人の特徴は、以下の通りです。免疫力が低下しやすい人が風邪をひきやすいですよ。
特徴
- 太ってぽちゃぽちゃしている人
- 無理なダイエットをしている人
- 肉類をあまり食べない人
- 睡眠不足の人
- ストレスがひどい人
- 口呼吸になっている人
- 寝る前に歯磨きをしない人
- 運動不足の人
- 身体が冷えている人
- 姿勢の悪い人
- 暖房の使いすぎ
対策
これらで心当たりがあれば、その原因を取り除くよう心がけてください。
風邪の原因菌とたたかう免疫力や抵抗力を上げることがもっとも大切です。
また、手洗い・うがいやマスクを着用するなどの予防対策をしっかりとりましょう。
健康食品やサプリメント・機能性よー負るとなどを利用することもオススメですよ。