痰が絡むしんどい咳の治し方は?

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ただ咳が出るだけでもつらいのに、痰が絡むとさらにしんどいですよね。

この記事では、痰が絡む咳の治し方について解説します。

なぜ痰が絡むのか?痰を吐き出したときの色や状態で、考えられる病気はあるのか?

いつまでも治らないなら、重大な病気の可能性だってあります。

痰が絡むなんてよくあることだからと軽く考えずに、しっかりと対策や対処法を考えてくださいね。

また、子供は大人よりも気管支が狭く炎症を起こしやすいとされています。痰をうまく吐き出すことが出来なかったり、そもそも多く痰を作りだしてしまうことから長引きやすいんです。

苦しくてつらいですので、顔色や体の様子をしっかり観察して出来れば早めに病院に連れて行ってあげてくださいね。

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痰が絡む原因は?

疑問の画像

痰は、気管や気管支・肺から出る粘液です。痰そのものは常に分泌されているものですが、量が少ないと絡むことなく気付かないうちに流れています。

ちなみに、喉の奥の方から出てきている感じがするものは痰ですが、鼻から流れてきているものは「後鼻漏(こうびろう)」と言って鼻で分泌される粘液です。後鼻漏は、鼻の外へ流れ出ると前鼻漏(ぜんびろう)と言って「鼻水」と呼ばれるようになります。

この場合は痰とは症状としても、原因も、全く別物です。

常に分泌されている痰ですが、ある理由で絡むことがあり自覚するようになってきます。

痰が流れ落ちずに絡むのは、喉や気管にウイルスや病原菌・アレルゲンといった異物を体外へ排出しようとすることが原因です。

痰は飲み込んではいけないというのはこのためで、せっかく身体が防御反応で排出しようとしている悪い物質をわざわざ体内に迎え入れてしまうことになるからなんです。

そして、その痰が排出しようとしている物質が何かによって、痰の状態は変わってきます。

出たことのある痰だけでも、色や質感など色々な種類がありますよね。その種類によって、痰にどんな原因があるのかある程度判断することができます。

では、それぞれ別熱に見ていきましょう。

急性気管支炎

急性気管支炎の場合、痰の色は白や黄色っぽい物が出ます。

急性気管支炎は、気管支に侵入したウイルスが原因で粘膜に炎症を起こし咳や痰の症状があらわれます。

風邪をひいていたり、インフルエンザなどの感染症と一緒に発症することが多いので、全身の倦怠感や関節痛・頭痛・発熱、下痢や嘔吐などの症状も出ることがあります。

この場合の急性気管支炎での痰は透明がかった白で、二次的に細菌感染を引き起こすと黄色くなります。

白や黄色の痰が出るのはこのほかにも「急性肺炎」や「急性咽頭炎」「びまん性汎細気管支炎」があります。

なお、副鼻腔炎(蓄膿症)でも黄色い痰が出ることがありますが、これは副鼻腔から流れてきた膿混じりの鼻水であって痰ではありません。

慢性気管支炎

咳をしている画像

一方、慢性の気管支炎の場合の痰は緑色になります。

慢性気管支炎は原因不明の咳や痰が3か月以上にわたって続く、という症状が2年以上続いている状態です。

長期間喫煙している人は慢性気管支炎になりやすいといわれているので注意が必要です。

緑色の痰はほかにも、先ほどお伝えした「びまん性汎細気管支」の悪化や「逆流性食道炎」「気管支拡張症」の症状として出ます。

気管支拡張症は慢性気管支炎と併発することもあり、悪化すると血液の混じったピンクや赤の痰が出るようになります。

呼吸困難や高熱、全身に倦怠感があり体重が減っているという自覚症状には注意が必要です。

他にも常在菌である「緑膿菌」が、ストレスや疲れなど免疫力の低下により呼吸器に感染して緑色の痰が出たり、副鼻腔炎の悪化でも、痰ではありませんが粘液が緑になることがあります。

また、後ほどご紹介する「肺結核」の初期症状では黄色や緑色の痰が出ます。「胸水」が溜まることで胸が痛んだり息切れが一緒に起こるのでよく注意してくださいね。

非細菌性感染症

非細菌感染症は、最近以外のウイルスなどに感染することで起こります。

最近に感染したときとは違い、透明の粘りのある痰が出ます。

透明の痰は他にも「アレルギー性気管支炎」や「気管支喘息」の症状として出るんです。

アレルゲン(アレルギーの原因物質)が気管や気管支に付いて炎症を起こしている状態で、乾いた咳がやがてゴホンゴホンという痰の絡む咳に変わります。

胸の痛みなど喘息に似た症状もあらわれますが、本格的に喘息が始まると気管支喘息になります。

気管支喘息は気管が狭くなり呼吸がしにくくなるので、ゼーゼー・ヒューヒューといった「喘鳴(ぜんめい)」という音が鳴ることが多いです。

最近では喘鳴のない喘息もよく見られるので、音が鳴らないからと言って喘息でないとは限りません。重症化すると呼吸困難を引き起こし最悪の場合には命に危険が及ぶこともある非常に怖い病気です。

慢性閉塞性肺疾患(COPD)

慢性閉塞性肺疾患とは、遺伝や大気汚染・喫煙が原因で発症する病気です。

透明の痰が絡み、咳や呼吸困難といった症状が出ます。息苦しいので口をすぼめて呼吸を酢量になったり、肺が膨張して胸が前に張り出すという特徴があります。

初期には症状がほとんどあらわれないので、自覚した時にはかなり進行していることが多いんです。

うつ状態や骨粗しょう症・心不全といった合併症を起こすことがあるので注意が必要です。

慢性閉塞性肺疾患になると、インフルエンザウイルスや肺炎球菌が呼吸器感染することで命に関わることもあるので気を付けなければいけません。

重大な病気の可能性も?

痰の色が茶色や薄いピンク色、赤の場合は血が混じっている色です。

痰に、線や棒のように混じっている血は「喉」で、全体的に混じっている場合は気管などの呼吸器よりももっと奥で出血していることが考えられます。

考えられる病気は、先ほどお伝えした「気管支拡張症」や「肺結核」の悪化、「非結核性抗酸菌症」「肺梗塞症」「肺真菌症」「グットパスチャー症候群」、ピンクになるのは「肺水腫」です。

度の病気もしっかり治療をしないと非常に危険な病気です。

また、初期症状では透明だった痰が、悪化するにつれて血が混じるようになるのは「肺がん」に侵されている可能性もあります。

いずれにしても、病気は早期発見が大切で治療を出来るだけ早くに開始することが基本です。

最悪の状態になってから発覚、なんてことにならないように体調に異変を感じたらすぐに病院に行きましょう。

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痰が絡むしんどい咳の治し方は?

家族の画像

痰が絡む咳が出ているとき、いちばん効果的に治す方法は薬を飲むことですよね。咳止めシロップ薬でも去痰作用のあるものは多く売っています。

副作用が心配なら漢方薬という手もあるでしょう。

ですが、状況によっては市販薬を飲みたくないことや、病院や薬を買いに行けないこともあります。

そんな時は、痰を出すために

  • 水分補給をしっかりして痰を柔らかくする
  • 加湿器や吸入器で保湿する
  • うがいをする
  • 刺激の強い食べ物はなるべく避ける
  • 禁煙する

ということが大切です。

また、痰を吐き出すために強く咳をしてしまいがちですが、これは間違いです。強い咳を何度もしてしまうと、喉が大きなダメージを受けます。

喉が傷付いて痛んだり、さらに悪化することに繋がりますのでなるべくしないようにしてください。

痰の吐き出し方は、下を向き大きく呼吸を繰り返していると、だんだん痰が上に移動してきます。

良いタイミングでコホンと咳をすると出てくれるのですが、タイミングまでも言葉でお伝えすることが出来ないので実際にやってみてください。

喉のあたりを痰のかたまりが動くのがわかると思います。

しつこい痰は気持ち悪いですし、早く治したいですよね。

病気にならないために規則正しい生活やバランスの良い食事を心がけ、心配なことがあればすぐにでも病院へ行くことをおすすめします。

風邪にしても病気にしても、症状の軽いうちに改善できるように日ごろから考えておきたいですね。

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