りんご病の大人の症状は?仕事は休むべき?

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名前がチャーミングなりんご病ですが、大人がかかると辛い症状になることが多い感染症です。

特に妊婦がかかると胎児にも著しい悪影響を及ぼすおそれがありますので注意が必要となります。

気になる症状や仕事を休む判断ポイントなどを踏まえて説明していきます。まずはどんな症状があるのか確認していきましょう。成人でも再発するのでしょうか?

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リンゴ病の大人の症状は?

大人のりんご病は子供のように頬に目立つような紅斑が出てくることはあまりなく、強い関節痛に代表される身体の内部に現れる症状が出やすいという特徴があります。

どのような症状が段階的に出てくるのか確認していきましょう。

初期症状
➡だるさ(倦怠感)、微熱、軽い頭痛

最初に出る症状は妙に微熱や軽い頭痛が続いたり、身体に倦怠感が現れます。

「ちょっと風邪気味かな…?」と思うような症状です。

仕事終わりの気の緩んだ瞬間や、朝から何となく調子が悪いといったような段階です。

多くの人が風邪薬などで抑え込みますが、身の周りでりんご病が流行っていたら疑うべき時期です。

りんご病のウィルス潜伏期間は10~20日間といわれています。
またこの時期が一番感染力が強くなります。

風邪薬を飲んでもまたぶり返すような時はりんご病の可能性があります。

中期症状
➡高熱、リンパ腺の腫れや咳、鼻水、鼻づまり、頭痛などの風邪症状、顔・手足のむくみ・筋肉痛、関節痛

ますます進む風邪の症状に「こじらせてしまったかな?」と思う時期です。

身体の免疫反応によりウィルスを排除しようと発熱や炎症反応を起こす為、高熱や頭痛、関節痛や筋肉痛などを引き起こします。

この時点で病院に行くと、検査によりりんご病が判明する場合がありますが、問診のみで『風邪』と診断されることもしばしばあります。

家族や周囲でりんご病にかかっている可能性がある場合は医師に伝えるとよいでしょう。

関節痛が酷くなるのもこの頃で、あまりに辛いと階段も降りられない程になることもあります。

後期症状
➡頬、手足や身体に発疹が出る(かゆみ) ・あとを引く関節痛、むくみ

皮膚に紅疹が現れ、かゆみを生じる場合があります。

またむくみが引かず、 関節痛が継続する為、リウマチなどの膠原病を疑う時期でもあります。

リウマチだと思い病院に行くと、検査をしてもリウマチではないと言われます。

この時、りんご病が周りで流行っていたらりんご病のしわざかも知れません。

血液検査で調べることが出来ますので、周囲の家族などに罹患者がいればお伝えしましょう。

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リンゴ病になったら仕事は休むべき?同僚に感染する?

現在、大人では約50~70%の方が免疫抗体を獲得していると言われていますが、裏を返せば30~50%の方はかかる可能性があります。

りんご病で医師からの出勤停止はありませんが、もし職場の状況で許されるなら先に述べた罹患中期の最も感染力が強い時期は周りへの影響も考えて休んだ方が無難でしょう。

また強い関節痛が出ている時は、歩行すら困難な時がありますので早めに病院に行きましょう。

湿疹が出る後期になれば感染力はほぼ無くなっていますので出勤への差し支えはありません。

中期症状の時に出勤する場合は周りへ影響も考えて、マスクなどでウィルス拡散防止に努めるのが社会人のマナーです。

りんご病は飛沫感染や接触感染が主な感染経路となりますので、周囲にりんご病の疑いがある場合にはうがい、手洗い、マスクの着用の着用を励行しましょう。

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リンゴ病の大人の症状で効果的な薬は?

ウィルス感染のこの疾患にはワクチンなどの特効薬はありません。

出てきた症状に対しての対症療法が主な対処法となります。

ステロイドや抗ヒスタミン薬

関節痛や皮膚のかゆみがひどい場合に使用します。関節痛などの痛みに対してはホルモン剤であるステロイドを使用します。

こちらは痛みの元であるヒスタミン自体の発生を抑えるものです。

ステロイド薬はその強力な作用により、副作用が心配だと考える方もおりますが、痛みには有効な手段となります。

また、抗ヒスタミン薬はかゆみの元であるヒスタミンを抑える働きがあります。

あくまで対症療法なので効果が切れるとまたかゆみがぶり返します。

どちらにしても医師または薬剤師などの専門家に相談の上服用ください。

クラリスなどの抗生物質

実はりんご病は抗生物質では治りません。

抗生物質は細菌に対して効果を発揮する薬で、ウィルスに対しては効果が出ないお薬です。

ですから、もし抗生物質が出された場合は何かしらの細菌感染が考えられているとのことです。

りんご病からの免疫機能低下による二次的な細菌感染などに使用される場合がありますが、基本的にりんご病を根治するものではないことを覚えておきましょう。

薬疹との違い

まれに、風邪薬などの薬を服用して薬疹が出る方がいます。

この時に周囲でりんご病が流行っていると「私もりんご病になった」と思うのが普通ですが、薬物アレルギーで湿疹が出るケースもあることを一つ頭に入れておきましょう。

しかし、病院でもりんご病と薬疹の違いを見極めるのは困難な場合があります。

ですから、普段から薬に対して過敏反応が出やすい方は、どんな薬で出やすいか?またいつどんな薬をどれくらい服用したかを覚えておきましょう。

いずれにしても体内では炎症反応を起こしていますので、似たような症状が出ます。

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妊婦がリンゴ病になったら危険?

妊婦

特に妊娠初期の状態にりんご病にかかると危険な状態になります。

頬や体が赤くなり、風邪のような症状が出ることもある伝染性紅斑(リンゴ病)に妊娠中にかかり、胎児に感染した女性が2011年に69人確認され、うち約7割の49人が流産、死産していたことが厚生労働省研究班(主任研究長・山田秀人神戸大教授)の全国調査で、5日分かった。(中略)
69人のうち家族もリンゴ病にかかっていたのは37人。このうち34人が子供だった。育児中の妊婦が子供から感染するケースが多いとみられ、研究班は、風邪の症状がある人に近づかず、定期的に健診を受けるよう、妊婦に注意を呼び掛けている。(中略)
妊婦健診を実施する全国2714施設に、妊娠中のウイルス感染について11年を対象に調査した。回答があった1990施設を分析した結果、母から胎児へのパルボウイルスB19感染を69人確認。うち35人が流産、14人が死産、3人が中絶で、残り17人が出産だった。妊婦の半数はリンゴ病の症状がなかった。
出典 日経新聞 ( www.nikkei.com )

この『りんご病』はウィルス感染をしますが、胎盤関門を通過し母子感染するおそれがあるウィルスです。

ウィルス感染した胎児は、赤血球異常により赤血球が減少、それにより胎児水腫(たいじすいしゅ)を引き起こす可能性があるとされています。

胎児水腫を引き起こした状態が続くと心不全などの重い症状が合併し、辛い結果を引き起こします。

上のお子さんなど、身近にりんご病の可能性がある場合にはまずは予防が大切です。

接触感染や飛沫感染が主な感染経路となりますので、マスクやうがい、手洗いを励行します。
また身近な人が罹患した時などは、場合によってはご実家などに頼ることも一つの検討してもよいでしょう。

妊娠初期のみならず、中期、後期についてもりんご病にかかる可能性はあります。

いずれにしても疑いが出ましたらすぐに掛かり付けの産婦人科に受診しましょう。
現在は点滴などで対処出来る方法もあります。

またこれからお子さんを希望の方も、病院で簡単にりんご病の免疫があるかどうかの検査をしてくれますので、そういうものを利用して予防していくことがよいでしょう。

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リンゴ病の大人の画像は?

リンゴ病大人腕

出典 http://yokokokon.com/newevl/?p=2040

リンゴ病手

出典 http://www.miyake-naika.or.jp/13_medemiru/kodomo_ringo2.html

これらの様子以外にも個人差はありますので、気になる症状が出た時は然るべき医療機関に受診するようにしましょう。

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