主婦湿疹の原因や症状の画像は?

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水泡が出来、強いかゆみと痛みが特徴の主婦湿疹。

主婦のみならず、美容師さんや水仕事、油に触るに仕事などに携わる方(スーパーや居酒屋、整備士、塗装業など)にも多く、痛かゆい症状などに悩まれています。

特にアレルギー性皮膚炎を持つ方は注意が必要です。ここでは主婦湿疹の症状や原因、 画像などを踏まえて対処法を確認していきましょう。

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主婦湿疹の症状とは?

主婦湿疹のイメージ画像

水仕事などによって著しく皮膚機能が損傷した状態である『主婦湿疹』。段階的に現れる症状を確認していきましょう。

初期症状『乾燥』『あか切れ』『ひび割れ』『ささくれ』

最初は皮膚の『乾燥』から始まります。

カサカサになった手のひらは油分を失い、保護機能が低下し、直接皮膚の表面を傷付けていきます。

場合によってはそれが原因で『あか切れ』『ひび割れ』、指先の『ささくれ』が目立つようになります。

中期症状『熱感』『かゆみ』『水泡』

傷付けられた表皮細胞はその再生を促すべく血液を集めます。

その時、サイトカインという物質を用いるのですが、その影響で炎症が起こり、『かゆみ』も出てきます。いわゆる『手が赤くなり熱を持つ』段階です。

過度に炎症を起こした手のひらは、次の段階としてそれを冷やそうとして浸出液を湿潤させます。

これが『水泡』となり、手のひらがボツボツになる訳です。

後期症状『びらん』『強い痛み』『強いかゆみ』『疼痛』

その後、さらに症状が進むと水泡が破け、『びらん(皮膚を傷付けてじゅくじゅくした状態)』を生じます。

びらん状態になった皮膚は敏感に刺激を察知しやすくなり、ちょっとしたことでも強い『痛み』『かゆみ』『疼痛(ジンジンと病む痛み)』を伴うようになります。

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主婦湿疹の原因は?

主婦湿疹の直接的な原因は水仕事や液体(薬品や油)に携わる仕事ですが、身体の要因としては『皮膚のバリア機能』が失われていることが原因です。

この『皮膚のバリア機能』を保つ為には3つの要素がバランス良く機能を果たしていることが必要です。

その3つとは

  1. 『皮脂膜』
  2. 『角質層』
  3. 『角質細胞間脂質(セラミドなど)』

です。

それぞれの働きと主婦湿疹に至る原因を探っていきましょう。

皮脂膜の消失

本来、肌表面には皮脂と水分が合わさって出来る天然の保湿クリームと言われる『皮脂膜』

外気からの乾燥からお肌を守ります。

まず一つ目の主婦湿疹の原因は水仕事などによってこの皮脂膜が洗い流されることによって起こります。

特に手のひらには『皮脂腺』と呼ばれる皮脂を分泌する機関がないので、皮脂膜の再生には他の皮膚に比べてより長い時間がかかります。

手洗い等で洗い流された皮脂膜が再生する前にまた家事や仕事を行う為に、バリア機能を失った手のひらの損傷は『角質層』『角質細胞間脂質 』にまで及びます。

角質層の損傷

割れた地表

皮膚の表面を覆う『角質層』

特に足の裏、手のひらは通常厚い角質の層で覆われて守られています。

この角質層は幾重にも折り重なっており、雑菌や汚れの侵入を防ぎ、肌を保湿することでその下にある表皮細胞を守っています。

第一の防御膜である『皮脂膜』が失われた後、角質層は油が切れたキィキィうるさい自転車のごとくに直接的な摩擦や薬品、汚れの影響を受けるようになります。

特に薬品ではシャンプーや洗顔料、化粧品に含まれる『界面活性剤(かいめんかっせいざい)』の使用が直接的な原因になります。

界面活性剤とは簡単に言えば水と油を混ぜる薬品です。そうやって様々な成分を乳化して混ぜ合わせています。

界面活性剤

『水と油』といえば『皮脂膜』と同じ成分です。

よって界面活性剤を使うことにより直接的に皮膚の脂や水分が一緒に洗い流されてしまい、ますます割れた地表のような肌になっていきます。
そのような状態でまた様々な仕事をしていくとさらに角質層は削られていきます。

削られた角質層はやがて無くなり、その下にある表皮細胞を傷付けていきます。

それにより『主婦湿疹』を発症してしまいます。

「主婦湿疹になったら家事を休みなさい」というのは皮膚が再生する前に破壊してしまうから起きる訳なので、そこを無くす第一歩となるからです。

角質細胞間脂質(セラミドなど)、ラメラ構造の劣化

この『角質細胞間脂質』は文字だけ見ると目をチカチカさせますが、簡単に言うと細胞と細胞を埋める脂です。特に『セラミド』が有名です。

このセラミドは脂質の一つで、表皮細胞の下層から徐々に代謝されて角質層にたどり着いた時に『セラミド』として角質層を守っています。これを『セラミド代謝』といいます。

アレルギー性皮膚炎の方は、この『セラミド代謝』がうまくいかず、普通の方よりセラミド量が作られない状態が原因で、角質層のバリア機能が低下し、皮膚の炎症が起きやすくなることが解っています。

このセラミドなどが原料となり、角質細胞の間は『ラメラ構造』という水分と脂質による階層があり、幾重にも重なったその構造により皮膚のバリア機能を維持していますが、セラミド代謝が悪い方は新しい皮膚を作る力が弱く、少々の刺激にも負けやすくなります。

これがいわゆる『体質』というもので、『ターンオーバー(皮膚の新陳代謝)が弱い状態』です。

皮膚のバリア機能を維持していく為にも、不摂生や夜更かしなどの生活習慣を見直し、体質を改善していくことが大切です。

天然保湿因子の減少

最後にこの3つの機能に重要な役割を果たすのが『NMF』というものがあります。

NMFとはナチュラル・モイスチュアライジング・ファクター(Natural Moisturizing Factor)の略で皮膚の水分を保つ『天然保湿因子』のことです。

この『天然保湿因子』はそういう成分があるのではなく、アミノ酸やミネラルなど水分を抱え込む機能がある成分の総称です。

NMFのバランスが崩れるとうまく肌の潤いを保つことが難しくなり、結果として『皮脂膜』『角質層』『角質細胞間脂質』の生成に支障をきたし、主婦湿疹へと繋がる要因になります。

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主婦湿疹の画像写真は?

手湿疹
出典 http://hhg.jpn.com/archives/2750.html

手湿疹の時期です。
最初はこのような形でぽつんと出る様子で、ここから少しづつ広がっていきます。

初期主婦湿疹
出典 http://www.hiro-derma.com/te.html

まだ初期の段階のようです。
ここでの対処法により今後の展開が分かれてきます。

主婦湿疹中後期
出典 http://www.acsysun.co.jp/counseling/taikendan/t_zenshin13-2.html

だいぶひどく、見た目にも表れている段階です。
薬など、なにかしらの対処が必要な時期です。

主婦湿疹後期
出典 http://atopy-fine.jp/syufusissin1/

かなりひどい状態です。
しかしこの状態でも改善に向かうことは出来ます。

いずれにしても悪くなるのをただ見ているだけではなく、何かしらの処置をして改善に向けて取り組んでいきましょう。

主婦湿疹の治し方や効果的な薬は?

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